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印刷を環境に優しい産業に

 

[写真]現像工程がいらない「無処理CTPプレート」“究極の環境配慮印刷”にさらなる革新を

息の長いイノベーションに挑む

印刷の先行きを見据えた技術開発

[写真]

工藤:印刷業界では近年、UV(紫外線)照射によって固まるインクを使用し、乾燥時間を短縮したUV印刷の新規導入が爆発的に増えています。無処理CTPシステムの普及を着実に進めるには、これに対応しないわけにはいきません。私がその開発を担当することになり、意外にも“光に反応するインク”が大きな障壁になるという難題に取り組むことに。CTPプレートの感光層と素材が似ているため、インクとなじんで感光層が剥がれやすくなってしまうのです。それを防ぐには、感光層の光への反応性を高め、しっかり硬化させる必要がありますが、そうすると、例えば蛍光灯の光でも反応が始まってしまいかねない。そこで、露光時のレーザー光にはしっかり反応し、それ以外の光には反応しない、相反する特性を持った化合物を作り出す必要がありました。
そのためには、まずメカニズムへの理解を徹底的に深めることが重要です。社内の解析部門と密接に連携し、シミュレーションを駆使してあらゆる反応のパターンを検討。解析部門のメンバーが徹底的にサポートしてくれ、広く深く可能性を探ることができました。そうして検討した化合物で試作したものを実機でテストし、最適な処方を探っていくのですが、「今度はいけるかな?」というところまで、やっとたどり着いたと思ったら、また新たな問題が発生して振り出しに戻る……というのをいく度も繰り返すことに。「これで大丈夫」とテストに出し、年末の休暇に入った途端に電話で呼び出されたこともありました(笑)。しかし、1年半ほどかけてようやく完成することができ、世界最高レベルの耐刷性(露光部の強度が高く、大量の印刷物を刷れる)を持つUV印刷用無処理CTPプレート「SUPERIA ZD」を開発することができたのです。

発展途上の技術だからこその喜び

工藤:福田や私が入社した時、すでに富士フイルムの無処理CTPプレートは世に出ていて、ユーザーから高い評価を獲得していました。しかし、無処理CTPという技術は、オフセット印刷の歴史における非常に大きなイノベーション。あらゆる印刷現場で使えるようになるまでには、まだ多くの課題が残っています。

福田:でも、発展途上ということは、研究者として貢献できる余地がまだまだあるということ。地球環境保全の一翼を担えると同時に、現在進行形で起きている技術革新に参加し、500年以上の歴史を持つ印刷という産業に貢献できることに、大きな喜びを感じています。これからも技術力と発想力を磨き、無処理技術の完成に向けてイノベーションを起こしていきたいですね。

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