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誰も見たことのないデジタルカメラを

 

[写真]中判ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM GFX 50S」“超・高解像度”が歴史を変える

撮る人・観る人にともに感動を

すべてを無にする敵“振動”との戦い

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入江:イメージセンサーが完成すると、今度はカメラへの取り付けが課題になります。ここで私たちは、“諸刃の剣”に手ひどく痛めつけられることになりました。解像度の高さゆえに、極めて微小な振動すらブレとなって画像に表れてしまうのです。ユーザーの使い勝手を優先し、1/4,000秒の高速シャッターを実現できるフォーカルプレーンシャッターを採用することになったのですが、パワーが強いため、シャッター幕の開閉で少なからぬ振動が発生します。カメラ自体が大きく重ければ、この影響は小さくなりますが、コンパクトなミラーレスシステムではそうはいきません。


しかし、全く新しい撮影体験を得られる中判カメラを作るには、「高解像度と小型・軽量の両立」は必須条件です。試行錯誤の末、シャッター幕の衝撃を吸収する機構を追加することで、振動の低減に成功しました。さらに、建物の耐震構造のように、シャッターとボディーをつなぐ各所に特殊な制振素材をかませ、シャッターで発生する振動をボディーに伝えない構造にすることで、ようやくこの問題を克服することができました。


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またイメージセンサーとレンズの実力を最大限に引き出すためには、マウント(レンズとボディーの接続部分)とイメージセンサーの表面が非常に高い精度で平行であることも重要です。加えて、イメージセンサーが大きいと装着するレンズも大きくなるため、「GFX 50S」では従来の「Xシリーズ」の4倍のマウント強度を実現する必要がありました。これまでのカメラ設計手法の延長では実現できないことが分かったため、数名のチームで試作と実験を重ね、最適な部品の材質や形状を、数か月かけて作り上げていきました。


広大な撮影領域を持った中判カメラが目標

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河合:デジタルカメラは非常に複雑・精緻な機械。新製品の華々しいデビューは、今回私たちが経験したような、地道な開発努力が幾重にも重なって初めて実現します。しかし、それらはすべて、撮影する人・作品を見る人に感動を与えるために存在する仕事。だからこそ、個別の課題に対する技術的な達成ももちろん重要ですが、製品がお客さまにどのように評価されているかが一番気になりますね。

入江:開発チームにはさまざまな役割のメンバーがいますが、そういった観点はしっかり共有されています。発売したばかりの「GFX 50S」については、これからもっといろいろなフィードバックがお客さまから届くと思うので、楽しみですね。

河合:「GFX 50S」は、ミラーレスが一眼レフを超えられることを証明する試みであり、イノベーションへのチャレンジ。私たち研究員にとって、今後もこの道を行くことは、今回以上の困難な課題に見舞われることを意味しますが、富士フイルム全体で目標をしっかり共有して、乗り越えていきたい。将来の目標は、片手でパシャッと撮影できる、撮影チャンスを逃さない中判カメラ。必ず実現したいと思っています。

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関連情報

GFX&Xシリーズデジタルカメラに関するご紹介。



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