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研究開発・生産拠点

 

研究開発組織一覧

[図]研究開発組織一覧 富士フイルム先進研究所 エレクトロニクス マテリアルズ研究所 解析技術センター 先端コア技術研究所 有機合成化学研究所 ライフサイエンス研究所 アドバンスト マーキング研究所 生産技術センター グラフィック材料研究所 電子映像商品開発センター 光学デバイス開発センター フラットパネルディスプレイ材料研究所 記録メディ研究所 メディカルシステム開発センター ソフトウエア開発センター 画像技術センター

富士フイルムの研究開発組織は「コーポレートラボ」と「ディヴィジョナルラボ」の2種類のラボで構成されています。先端コア技術研究所、有機合成化学研究所、アドバンストマーキング研究所からなるコーポレートラボおよび、解析技術センター、生産技術センター、画像技術センター、ソフトウエア開発センターの共通基盤技術ラボでは、全社共通の技術基盤を蓄積しています。一方、ディヴィジョナルラボでは、短中期的な目標を持って、各事業部に直結した製品開発が行われています。
2006年4月、これらのラボをベースに、より全社横断的な先端研究、新規事業/新製品の基盤となるコア技術開発を推進することを目的に、「富士フイルム先進研究所」を創設しました。富士フイルム先進研究所では、富士フイルムグループがこれまで培ってきた多様なコア技術(ケミストリー・フィジックス・オプティックス・エレクトロニクス・ソフトウエアなど)を、さらに深耕/発展させると同時に、外部の研究機関や大学との協働も積極的に行うことで、これらを融合させて新たな価値を創造することを目指しています。

各拠点について

先端コア技術研究所

富士フイルムグループのコーポレートラボとして、5~10年先を念頭においた、材料とデバイスシステムに関する先進コア技術を的確かつ迅速に創出することで、他社に真似できない新事業や、新商品の基盤となるコア技術を開発・深耕することをミッションとしています。異文化・異技術を有する技術者が一つの研究・開発の目的の下、個別技術での限界に挑戦し、高度かつ実用性難度が高い先進技術を互いに擦り合わせ、補い合い、融合させることにより、新たな技術イノベーションを創生することを意味する「融知創新」をスローガンとして掲げています。

有機合成化学研究所

本研究所では、フラットパネル、印刷、マーキング等の分野から有機エレクトロニクス分野、環境・エネルギー材料分野まで広範囲にわたって高機能性有機材料開発研究を行っており、富士フイルムグループの材料技術の根幹を支えるコーポレートラボとしての役割を果たしています。

製品分野

フラットパネルディスプレイ材料(視野角拡大フィルム、反射防止フィルム)、記録メディア材料(光ディスク用色素)、インクジェット材料、オプトエレクトロニクス材料、印刷関連材料(CTP、PS版)、半導体関連材料(フォトレジスト材料、カラーレジスト用材料)、ライフサイエンス関連材料(医療診断材料)

アドバンスト マーキング研究所

方法論の多様化やマーケットの拡大が進むカラーマーキング領域において、新たな事業ポジションを築くべく発足した新しい研究所です。高速、高品質な産業用インクジェットプリントシステムなど、当社が培った色材技術、デバイス技術、機器開発技術などを活用して特徴あるシステム製品の提供を進めています。

医薬品・ヘルスケア研究所

有機合成技術、高度解析技術、イメージング技術、ナノ技術などの当社コア技術を融合しつつ、創薬技術を新たなコア技術として構築します。
主に、がん領域および再生医療領域を中心とした新薬候補の探索研究を行います。
さらに、たんぱく質および遺伝子の解析/診断システム、ナノ乳化分散技術開発、再生医療技術開発、ヘルスケアなどの医療、健康に関するコア技術および商品開発を行います。

製品分野

富士ドライケム(FDC)、遺伝子抽出システム、機能性化粧品、機能性食品

解析技術センター

富士フイルムグループ全体の研究開発に必要な解析を担当する基盤技術研究部門として、各事業場に分散していた分析研究室を統合して発足しました。分析化学、物理化学と計算科学の観点から包括的な解析を行い、機能性材料やデバイスの機構解析と開発指針提示を通して研究開発に直接貢献することをミッションとしています。視野角拡大フィルムや半導体用フォトレジストなどの機能性材料、ライフサイエンス関連材料やハニカムCCDデバイスなどを対象に、商品開発研究所群と密接な協働研究を進めています。これらの協働研究や問題解決を的確に遂行するために、国内外の大学・公的研究機関と連携して最先端の解析技術開発に取り組んでいます。

生産技術センター

研究開発部門にて開発された、優れた素材を魅力ある商品に造り込むための生産技術拠点として、伝統ある高速精密薄層塗布技術・薄膜形成技術を始め、超微細加工/実装技術・精密成形技術・精密自動組立技術・エンジニアリング技術など、他社を寄せ付けない独自の生産技術を開発しています。対象商品も、メディア・電子部品から、各種イメージングシステムまで、幅広い商品に携わっています。当社の未来を担う商品を、生産技術の力でつくり出していくことを目標として、オブジェクト指向の組織に技術者を結集し、一丸となって技術開発に取り組んでいます。

ソフトウエア開発センター

医療、印刷、デジタルカメラ、イメージング、ドキュメントなど各分野で用いられる機器やシステム製品には、画像処理からネットワークに至るまで多様な技術を集結したシステムが搭載されています。
現在これらのシステムを支えるソフトウエア技術は当社製品にとって新たな付加価値を生む源泉であるとともに、今後の継続的な事業の成長、強化にとって重要な要件となっています。
このような状況の中、ソフトウエア開発センターは、医療分野でのDRコンソールシステムや電子内視鏡システム、印刷分野でのワークフローシステムやカラーマネージメントシステム、フォトイメージング分野でのフォトブック注文ソフト、オンラインプリントシステムなど事業部横断的な組織としてソフトウエア技術で経営に貢献しています。

製品分野

デジタルX線画像診断システム、内視鏡システム、医療情報ネットワークシステム、刷版・印刷関連システム、プレスルームソリューション、写真プリントに関連するアプリケーション・サービス

画像技術センター

富士フイルムのコア技術の一つである画像技術を深耕し、競争力ある製品開発に寄与することが画像技術センターの役割です。
歴史はカラー写真の画像形成メカニズムと画質の関係の研究にさかのぼり、現在では医療用画像技術、フォト・印刷関連、デジタルイメージング技術を中心に、さまざまな分野で可視化・画像化からパターン形成支援技術まで、物理的な現象と形成される画像の関係性に着目して研究を行っています。

メディカルシステム開発センター

デジタルX線診断システムや電子内視鏡システムに代表されるメディカル機器システムやライフサイエンス機器、医療情報ネットワークシステムの開発を行っています。デジタルX線診断システムの開発を通じて培った診断に役立つ絵作りのノウハウに、センシング技術、画像処理技術、ソフトウェア技術を組合せ、医療のさまざまなニーズにこたえるソリューションの創出を目指します。

製品分野

医療用:デジタルX線画像診断システム、内視鏡システム、超音波診断システム、医療用ドライイメージャー、X-レイ機器システム、ライフサイエンス解析システム、医療情報ネットワークシステム

グラフィック材料研究所

「次代の印刷文化を創造する」ことをスローガンに、印刷に関わる材料/システムの研究開発を行っています。わたしたちの周りには、書籍、雑誌、新聞、ポスターなど、さまざまな印刷物が溢れていますが、それらの半数以上に、当研究所で開発された材料が使用されています。これら印刷材料の研究は、現在デジタル化の真っ只中。特に青色レーザーや赤外レーザーを用いたデジタル印刷版の研究を進めていますが、その先を目指した研究、例えばインクジェットを利用した新しい印刷研究も課題になっています。これら材料に多くの機能性素材を開発しており、特にフォトポリマーについては、当研究所は先駆的な材料研究の発信地にもなっています。

製品分野

デジタル印刷版CTP(Computer-to-Plate)、印刷関連材料

電子映像商品開発センター

当社では、長年培ってきた画像に関する高度な技術とノウハウを生かし、真の写真画質を追求してきました。電子映像商品開発センターでは、その拘りを民生デジタルイメージングの世界で具現化した、デジタルスチルカメラ(以下DSC)の開発・設計を行っています。さらに、近年ではDSC技術を応用した新商品の研究にも取り組んでいます。電子映像商品開発センターが特に拘っているのは、キー技術・キーデバイスの開発です。画像処理LSIやイメージング素子・レンズなどについては独自開発により進化させ、更なる高画質・高性能化を追求し続けています。こうしたキー技術によって、世界で初めて高画質で3次元(3D)の映像が撮影できる3D・DSCと自然な3D映像が鑑賞できる3Dビューワーの開発、1つのイメージング素子で撮影シーンによって感度・ダイナミックレンジ・解像力を切り替えられるEXRセンサーを開発するなど、常に新しい価値を創造してきました。これからも世界に先駆けたデジタルイメージングの可能性を追求し、独自の新しい技術・アイデアを盛り込んだ商品を世に送り出すことを目指しています。

製品分野

デジタルスチルカメラ、および周辺機器

光学デバイス開発センター

光学デバイス製品の開発力強化、および研究~商品開発~モノづくりまでのリードタイム短縮を目的に発足しました。
従来の光学デバイス研究所の研究開発機能に生産技術機能を追加することで、高品質・低コストな製品を安定して生産できる体制づくりを目指しています。
携帯電話/デジタルカメラ向けレンズメーカーとの厳しい競争環境の中、光学デバイス事業部とのさらなる連携強化によって、お客さまのニーズに迅速におこたえし、光学デバイス事業の一層の発展を目指します。

製品分野

携帯電話用モジュール

フラットパネルディスプレイ材料研究所

テレビやパソコン用モニター等に標準装備されつつある、液晶パネルに使用される部材の研究開発を行っています。当社は、液晶ディスプレイの欠点であった視野角の狭さを飛躍的に改善する画期的な商品(視野角拡大フィルム)を開発し、当社の主力事業の一つに育て上げました。今後も大型化、輝度向上、応答速度向上などフラットパネルディスプレイの進化を見越した視野角拡大フィルムを開発していくほか、反射防止などさまざまな光学機能を持つフィルムを開発することで新たな市場を創り、世界標準となるような技術と商品を、世に送り出していくことを目指しています。

製品分野

タックフィルム(液晶ディスプレイの保護フィルム)、WVフィルム(液晶ディスプレイの視野角拡大フィルム)、CVフィルム(液晶ディスプレイの反射防止フィルム)

記録メディア研究所

映像・音声・文字等の情報をデジタル化したデータを記録するメディアと、新しい記録システムの研究開発を行っています。当社は、日本で最初に放送用ビデオテープを開発しました。その伝統を引き継いで、現在は独自の超薄層塗布技術(ATOMM技術)をベースにして、コンピュータバックアップテープ分野のトップメーカーとなっており、その事業基盤となる技術開発を担っています。今後の研究開発では、記録メディアの高密度化・高速転送化、テープからディスクへのシフトに代表される高速アクセス化、磁気転写による新しい磁気記録技術の開発など、新しい素材・記録原理による記録メディアおよび記録システムへの研究拡大を目指しています。

製品分野

  • 磁気テープ分野:コンピュータバックアップ用磁気テープ、放送用ビデオテープ
  • 光ディスク分野:DVD-R、DVD-R用色素

エレクトロニクスマテリアルズ研究所

半導体用フォトレジスト、絶縁膜/保護膜材料、化学的機械的研磨材料等の材料開発や撮像素子用カラーフィルター関連材料の開発を行っています。当社の半導体材料事業は、長年培ってきた銀塩写真感光材料技術に立脚したパターニング技術を、半導体デバイスに応用することから開始されました。現在では、パターニングから半導体材料/電子材料全般への研究拡大を図っています。

製品分野

半導体フォトレジスト、化学的機械的研磨材料、洗浄剤、絶縁膜材料、カラーレジスト

神奈川工場

製品分野

銀塩写真感光材料(フィルム・印画紙)、記録メディア材料、化成品

富士宮工場

製品分野

情報記録紙、フルカラー感熱紙、Xレイフィルム、工業用Xレイフィルム、ドライ記録用フィルム、印画紙用原紙、フラットパネルディスプレイ材料(トランサー)等

吉田南工場

製品分野

オフセット印刷用感光性刷版(PS版)等

フラットパネルディスプレイ材料生産部

製品分野

フラットパネルディスプレイ材料(偏光版保護膜・視野角拡大フィルム・反射防止フィルム)等

関連情報

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