和田正宏氏が紹介する北の大地
釧路湿原とタンチョウの撮影ポイント

 

タンチョウ
般的には冬の鳥としてイメージが強く、夏にはシベリアの寒い国に渡ってしまうのではないかと思っている方もまだいるようですが、実は一年中北海道東部に暮らす“留鳥”なのです。鶴居村には夏の繁殖地と冬の越冬地の両方があるため四季を通して一年中撮影ができます。が、しかし冬の真っ白い大地に舞うタンチョウの姿はまた格別で写欲をそそられます。

鶴居村の一番大きい給餌場「鶴居伊藤タンチョウサンクチュアリ」で撮影。雪の降っている様子を表現するために背景を考えながら撮影する。タンチョウのダンスは、たえず移動しながら舞うので他のタンチョウと重ならないように絶えず神経を集中する。

1月中旬(地図1)撮影 フジクロームベルビア使用

タンチョウの塒(ねぐら)(川の中で夜を過ごす所)を撮影できる唯一の場所。鶴居村音羽橋より撮影。

2月初旬(地図2)撮影 フジクロームベルビア使用

 

タンチョウの撮影ポイント

のタンチョウの撮影は日の出まえにはポイントに着いていなければならず、体の防寒対策はもちろんのこと撮影機材及びバッテリーチェックは前日の夜にはすませておくと良い。

音羽橋より塒(ねぐら)の撮影はタンチョウとの距離が200〜300mくらいあるので35mm判のカメラだと500mm以上のレンズが必要である。又、風景的に撮るのであれば300mm前後であればベスト。

撮影のポイントとしては川面から立ち上る水蒸気が朝日に染まって幻想的な風景を見せる時が狙い目である。又、日の出直後は露出がかせげないのでブレには特に注意を。

冬の北海道の青く晴れ渡った空に純白のタンチョウが飛ぶ様はまさに優雅である。

2月下旬(地図3)撮影 フジクロームベルビア使用

鶴居村タンチョウサンクチュアリで撮影。気温が下がり鳴き合う息が反逆光に浮かび上がる。

12月初旬(地図1)フジクロームベルビア使用

夕焼けをバックに塒(ねぐら)に帰る番(つがい)のタンチョウ。
レンズは標準〜300mmもあれば十分である。

1月下旬(地図3)撮影 フジクロームベルビア使用

 

初冬の釧路湿原国立公園で夕日を受け赤く光るキタヨシの中にたたづむ番(つがい)のタンチョウ。
露出アンダーにならないように注意。

11月中旬(地図4)撮影 フジクロームベルビア使用


タンチョウ撮影マップ


問い合わせ 

鶴居村役場商工観光課 TEL0154-64-2111

アクセス

JR釧路駅から阿寒バスで約50分 鶴居行き
釧路空港からタクシーで約40分 *直通バスなし

*撮影のポイントが広範囲になるため空港からレンタカーを借りるのが非常に便利である。


和田 正宏(わだ まさひろ)プロフィール

1956年北海道鶴居村に生まれる。鶴居村に生まれ育ち幼い頃からタンチョウとの関わりが多く身近な存在であった。

1970年頃からタンチョウの撮影を始める。その後タンチョウの暮らす自然環境にも目を向け釧路湿原を初め、北海道東部の風景なども精力的に撮影を続ける。現在は北の大自然の中で暮らすタンチョウを点景でとらえた完成度の高い作品を心がけ撮影を続けている。
又、旅館も経営しているのでカメラマンの指導また情報発信の場にもなっている。鶴居村に行かれた時はまず和田氏の旅館に寄り情報を入手してから撮影に行くと良い。機材トラブルの時は相談にのってくれる。

著書には、「タンチョウ-四季の彩」UNSODO刊・「Crane」青菁社刊・「北の大地・タンチョウ」UNSODO刊

写真展、日本国内初め海外でも多数開催。日本写真家協会会員・自然科学写真協会会員

住所

北海道阿寒郡鶴居村鶴居西3丁目22番地

和田正宏氏の経営するホテル

HOTEL TAITO
085-1203北海道阿寒郡鶴居村鶴居西1丁目
TEL 0154-64-3111
FAX 0154-64-3333

 

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