アスベスト
アスベストへの対応
法規制の強化を踏まえて、アスベストを含有する製品(医療機器、印刷関連機器など)、富士フイルム各サイトの建物、製造部門管理の設備・機器に関する使用量調査を2005年から行っています。現在、富士フイルムではアスベストに関する問題はありません。
今後も環境保全の観点から、自主管理を行い行政と連携した対応を行ってまいります。
1. 販売製品
現在販売中の製品については調査を終了し、問題は確認されていません。製品のアスベストに関する情報は、富士フイルムのサイトで公表していきます。
2. 健康被害および健康相談
当社の現従業員・元従業員に健康被害はありません。今後も必要に応じて各事業場の人事・勤労部門または健康管理センターが健康相談・診断の窓口として対応します。
3. 建物(工場、オフィス、社員寮、体育館など)
現行基準に則した調査を行い、対策が必要な箇所には2010年5月までに工事を実施し完了しています。
4. 生産設備
生産設備には断熱材・シール材にアスベスト含有部品を一部使用していますが、通常では飛散などもなく健康への影響はないと考えています。部品交換時には「作業の安全マニュアル」に従って作業する体制になっており、安全を確保しています。 また、アスベスト含有部品は代替品への切り替えテストを終了し、2007年度からの新規購入はすべて「非アスベスト品」といたしました。
5. 実験設備(研究所、技術、品証部門)
各部門で使用実態調査を2006年5月に実施し、該当設備の安全管理がされ、機器の交換・廃棄時には管理手順に従った作業体制で安全を確保しています。