ニュースリリース

ニュースリリースの内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。富士フイルム株式会社 役員氏名の正式表記は、【富士フイルムについて | 役員一覧】をご覧ください。
役員一覧
マンモグラフィ検診による乳がんの早期発見に貢献
デジタルX線画像診断システム「FCR PROFECT CS」
国内販売1,000台 達成


平成18年7月10日
富士写真フイルム株式会社

 富士写真フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、医療用製品の販売会社である富士フイルムメディカル株式会社(社長:加藤 久豊)を通じ販売する、マンモグラフィ(乳房X線撮影)検診に最適なデジタルX線画像診断システム「FCR PROFECT(プロフェクト) CS」の、国内販売台数1,000台を達成いたしました。「FCR PROFECT CS」は、平成15年10月の発売以来約2年半の間で、その高画質性能に高い評価をいただき、日本で最も普及しているデジタルマンモグラフィシステムとなりました。

 乳がんは、日本人女性の25人に1人が罹るといわれており、壮年層(30~60歳)の女性では、がん死亡原因のトップとなっています。乳がんは早期に発見し治療すれば、高い確率で治癒するとされていますが、この乳がんの早期発見に最も適しているといわれるマンモグラフィ併用検診の受診率は、日本ではわずか数%にとどまっています。現在、当社デジタルX線画像診断システム「FCR PROFECT CS」をはじめとした高精細マンモグラフィシステムを併用した乳がん検診の受診率アップに向け、官民挙げて努力がなされています。

 当社は、1981年に世界に先駆けて医療用画像のデジタル化を実現したFCR(Fuji Computed Radiography:デジタルX線画像診断システム)を開発し、画像診断の効率化と医療の質の向上に大きく貢献してまいりました。なかでも、FCRの上位システムである「FCR PROFECT CS」は、当社独自の両面集光読取「DUAL Side Reading」*1及び高密度読取「50μmスキャン」*2、そして独自の画像処理技術により、微細な病変の検出が求められるマンモグラフィに適した高精細画像を実現しています。

 富士フイルムグループは、乳がんの早期発見に有効な「FCR PROFECT CS」の更なる普及や、乳がん検診に従事する医師や技師の方々に対する技術面での協力/サポート、そして乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを訴えるピンクリボン運動への支援*3などを通して、人々の健康の維持増進に貢献してまいります。

 
*1 
X線を高効率で吸収し、それを信号として最大限に利用することを実現した当社独自の画像読取技術です。 
 
*2 
微細な形状を描出するために従来の2倍にあたる20pixel/mmで画像を読取ります。 
 
*3 
富士写真フイルム、富士フイルムメディカルは2003年より「ピンクリボン運動」支援の一環として、「ピンクリボンフェスティバル」のメインイベント「ピンクリボン スマイル ウオーク」に特別協賛しています。 



本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
お客さま  富士フイルムメディカル株式会社 営業本部  TEL 03-3545-3321
報道関係  富士写真フイルム株式会社 広報部
 TEL 03-3406-2490

 サイトアドレス  http://fujifilm.jp/business/medical



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