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ニュースリリース

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美白有用成分「AMA(エーエムエー)」を世界最小(*1)クラス20ナノメートルまでナノ化することに成功!

皮膚への浸透と美白効果を高めた「ナノAMA(エーエムエー)」新開発

2012年11月19日

富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博)は、せり科のハーブ植物「センテラアジアチカ」に含まれ、高い抗炎症作用を持つ3つの成分「アジア酸」、「マデカッソ酸」、「アジアチコシド」を複合した美白有用成分「AMA」を、世界最小クラス20ナノメートルサイズまでナノ化した「ナノAMA」の開発に成功しました。また、新開発の「ナノAMA」は、ナノ化していない通常の「AMA」と比較して、肌の奥に存在するメラノサイト(*2)に対し、シミの原因となるメラニン生成を抑制する効果が約2倍に向上し、美白効果が高まることを、ヒトの皮膚に近い構造の皮膚モデル(メラノサイト含有3次元皮膚モデル)の実験で確認しました(図1,2)。「AMA」は優れた美白効果を有するものの、水にも油にも溶けにくいため、これまで、肌の奥まで浸透させることが困難でした。今回、当社は、複数の成分を組合せて安定化させる独自の「ナノユニット技術」(*3)を構築し、皮膚浸透が期待できる20ナノメートルサイズまでのナノ化を実現しました。

当社はこれまで、写真フィルムで長年蓄積してきた技術をベースに、高い抗酸化力を有する「アスタキサンチン」や「リコピン」など、さまざまな有用成分を独自技術で安定的にナノ化して浸透を高めることに成功し、化粧品やサプリメントに配合してきました。今後、この「ナノAMA」を用いて、紫外線や環境ダメージなどの炎症ストレスから肌を守る、高い美白効果を有するスキンケア化粧品を開発していきます。

*1 2012年11月16日現在

*2 「色素細胞」。肌の基底層に存在し、メラニン色素を生成する細胞。樹木が枝を広げたような形をしており、メラノサイトで生成されたメラニン色素は、枝状の突起から周囲の細胞に分配される。メラニン色素は紫外線から細胞を守る働きを担っているが、過剰に生成されることでシミの原因になる。

*3 性質の異なる複数の成分の構造を組み換え、必要に応じて他成分を追加して設計し、安定化するナノ分散技術。

[図1] 「ナノAMA」のメラニン生成抑制効果 (メラノサイト含3次元皮膚モデル)

[図2] メラノサイトの形態観察結果 (メラノサイト含3次元皮膚モデル)

センテラアジアチカ

センテラアジアチカは、亜熱帯地域に広く生息するせり科のハーブ植物です。野生のトラが傷ついたときに体をこすりつけて傷を治したという伝説もあり別名タイガースハーブとも呼ばれています。センテラアジアチカには優れた創傷治癒効果や抗炎症効果があり、アーユルヴェーダなどの民間療法で古くから薬草として使用されてきました。

研究の背景

センテラアジアチカから抽出したエキスは、抗炎症などの効果を有する複数の有効成分を含有しています。当社はその中で3つの成分「アジア酸」、「マデカッソ酸」、「アジアチコシド」を複合化すると優れた美白効果を有することに着目しました。しかし、この3成分を複合した美白有用成分「AMA」は、水にも油にも溶けにくく、また、3つの成分の構造が似ていることから凝集しやすいため、肌の奥に届けるには、ナノ化して浸透性を高める必要がありました。そこで当社は、肌に浸透させるための研究や、成分の効果を最大限引き出すための詳細な研究を進めてきました。

研究の成果

1. 美白有用成分「AMA」を独自技術で世界最小クラス20nmサイズまでナノ化。
当社は、「アジア酸」、「マデカッソ酸」、「アジアチコシド」を複合した美白有用成分「AMA」を、天然の両親媒性成分と複合的に組み合わせて、各成分が凝集を起こさず、効果を発揮するために有効な形で配置し、安定化する「ナノユニット技術」を構築しました。この「ナノユニット技術」により、皮膚浸透が期待できる世界最小クラス20nmサイズまでナノ化した「ナノAMA」を開発することに成功しました。

[図3] 「ナノAMA」と「AMA」の分散液を模式化したイメージ図/[図4] 「ナノAMA」の透過型電子顕微鏡写真

[図5] 「AMA」(左)と新開発の「ナノAMA」(右)

2. ナノ化することで浸透性が高まり、「AMA」の美白効果が2倍に向上することを確認。
「ナノAMA」の美白効果の指標となるメラニン生成抑制効果を、メラノサイト含有3次元皮膚モデルを用いて研究した結果、ナノ化していない「AMA」と比べて「ナノAMA」はメラニン生成抑制効果が約2倍に向上することを確認しました(図1)。同時に、メラノサイトの樹状突起の休眠化(縮小化)作用を大きく促進し、メラニンの生成を抑制していることを確認しました(図2)。これは、AMAをナノ化することにより、皮膚浸透性が向上し、メラノサイトへの働きかけが強まった結果と考えられます。当社は独自のコラーゲン研究で培った知見を生かし、今後もヒトの皮膚に近い環境において成分の有効性を実証する研究を進めていきます。
3. 「ナノAMA」と「ビタミンC誘導体」とを組合わせることでメラニン生成抑制効果が向上。
さらに、「ナノAMA」と、高い美白効果を有するビタミンC誘導体(アスコルビン酸リン酸マグネシウム)を併用することで、ビタミンC誘導体単独使用時に比べて、メラニン生成抑制効果が高まることを確認しました。

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • お客さま ライフサイエンス事業部 営業部 ヘルスケアグループ
  • TEL 03-6271-2252
  • 報道関係 広報部
  • TEL 03-6271-2000
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記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。

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