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ニュースリリース

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富士フイルム リポソームを用いた核酸医薬品に関する研究をさらに推進

薬物を患部に届ける新たなドラッグ・デリバリー・システム技術の確立

2018年12月25日

富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、必要な量の薬物を必要な部位に必要なタイミングに送達するドラッグ・デリバリー・システム(DDS)技術の一つであるリポソーム(*1)を用いた核酸医薬(*2)の研究開発をさらに強化します。富士フイルムは、すでに有効成分を独自のリポソームに内包するリポソーム製剤技術を開発し、抗がん剤を内包したリポソーム製剤の臨床第I相試験を米国で実施しています。

今回、富士フイルムは、マサチューセッツ工科大学のKoch Institute for Integrative Cancer Research(以下Koch研究所)のアンダーソン研究室と核酸医薬品に関する研究プロジェクトを開始しました。本プロジェクトでは、富士フイルムとアンダーソン研究室が保有するDDS技術を組み合わせて、有効成分である核酸を安定的かつ効率的に患部へ届ける技術を確立し、画期的な核酸医薬品の創出を目指します。

マサチューセッツ工科大学のKoch研究所は、DDS技術や再生医療の世界的権威であるRobert Langer教授などが在籍する研究施設で、生物学者・化学者・生体工学者・材料工学者・コンピューター科学者・臨床医などが一体となり、新しい視点と分野横断的なアプローチで、がんの新規治療法の研究開発に取り組んでいます。ナノ粒子を用いた先進的な治療薬に応用する新素材開発の先駆的な研究者で、化学工学准教授であるDaniel Anderson氏が室長を務めるアンダーソン研究室では、新素材を用いたDDS技術、特に化合物や分子量が大きい核酸などの分子をナノ粒子によりデリバリーする技術の研究が行われています。なお、本研究には、Robert Langer教授も参加します。

富士フイルムは、アンダーソン研究室との研究プロジェクトで、富士フイルムのリポソーム製剤技術と同研究室のターゲティング技術を組み合わせ、核酸を安定的かつ効率的に標的とする臓器・細胞へ届ける技術を確立していきます。さらに本技術を応用して、臨床の場で広く用いることができる核酸医薬品の創出を目指します。

富士フイルムは、幅広い製品開発で培い進化させた高度なナノ分散技術や解析技術、プロセス技術などを応用して、今後も新たなDDS技術を開発するとともに、本技術を医薬品の研究開発に応用していくことで、革新的かつ高付加価値な新薬を創出し、社会課題の解決に貢献していきます。

*1 リポソームは、細胞膜や生体膜の構成成分である有機物のリン脂質をカプセル状にしたもの。カプセルの内部に薬剤を内包したものをリポソーム製剤といいます。

*2 核酸医薬品は、DNA(デオキシリボ核酸)やRNA(リボ核酸)など遺伝情報を司る核酸を有効成分として用いる医薬品です。核酸が細胞内に入りこみ、疾患の原因となる標的遺伝子に働きかける作用機序を持っているため、従来の医薬品では完治できなかった遺伝性疾患などの解決策となり得る次世代医薬品として期待されています。しかし、有効成分が生体内の血中で分解されたり、細胞膜透過性が低く細胞内に取り込まれにくいなど患部に有効成分が届かない課題があります。リポソーム製剤技術は、それらの課題を解決する手法の一つとして注目されています。

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • 報道関係 コーポレートコミュニケーション部
  • TEL 03-6271-2000
  • その他 医薬品事業部
  • TEL 03-6271-2171
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記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。

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関連情報更新日 2018年12月25日

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