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ニュースリリース

 

世界初、AF機能を搭載した4K対応放送用レンズ
最短約0.5秒の高速・高精度AFと優れた動体追従性で映像制作を劇的に変革

「FUJINON UA107×8.4BESM AF」

107倍の超高倍率ズームと独自の防振機構によりスポーツ中継などで高画質映像の撮影を実現

新発売

2019年11月13日

富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、世界で初めて(*1)AF機能を搭載した4K対応放送用レンズ「FUJINON UA107×8.4BESM AF」(以下、「UA107×8.4 AF」)を2020年3月より発売いたします。

「UA107×8.4 AF」は、最短約0.5秒の高速・高精度AFを可能とし、動体追従性にも優れた、箱型タイプの放送用レンズです。焦点距離8.4mm-900mmをカバーする107倍の超高倍率ズームと独自の光学式防振機構なども備えているため、スポーツ中継やコンサート・ライブ中継で遠方の動く被写体を的確にとらえ、ブレの少ない高画質映像の撮影を実現します。

「UA107×8.4 AF」は、簡単・快適に高品位な4K映像を撮影でき、これまでの映像制作を大きく変える画期的な製品です。

*1 4K対応放送用レンズとして。2019年11月13日時点。当社調べ。

[写真]「UA107×8.4 AF」

現在、4K映像の制作現場では、主に手動でフォーカシングを行っているため、撮影者には高度なスキルが求められます。このような中、当社は、自動で簡単にフォーカシングができるAF機能を搭載した4K対応放送用レンズ「UA107×8.4 AF」を世界に先駆けて開発。「UA107×8.4 AF」は、開発発表以降反響を呼び、4K放送業界の先進的な製品として注目を集めています。

【「UA107×8.4 AF」で実現した主なポイント】

  • 当社ミラーレスデジタルカメラ「Xシリーズ」「GFXシリーズ」で培った技術で開発した、位相差AFセンサーと専用アルゴリズムを採用。最短約0.5秒の高速かつ高精度なAFを可能とし、動体追従性にも優れています。特に、ピント精度がより分かりやすいスローモーション再生時のクリアな映像を通じて、AF性能の高さを実感することができます。
  • 広角8.4mm-超望遠900mmの幅広い焦点距離をカバーする107倍ズームや独自の光学式防振機構も備えているため、遠方で動く被写体を的確にとらえ、ブレの少ない安定した映像撮影が可能です。
  • 最先端の光学技術により、鮮やかな色再現と高いコントラストを実現。ハイダイナミックレンジ(HDR)を活かした階調豊かな映像制作が可能です。

当社は、11月13日~15日に幕張メッセで開催される国際放送機器展「Inter BEE 2019」に本製品を出展いたします。

当社が提供するフジノンレンズは、高い描写力が評価され、世界中のテレビ番組や映画、CMの制作で採用されるなど、最新の映像表現の進化に貢献しています。今後も、当社は、長年培ってきた光学技術や精密加工・組立技術などにより、最先端の製品を開発・提供し、多様化する映像制作現場のニーズに応えていきます。

1. 製品名、発売時期、価格

製品名

発売時期

価格

放送用ズームレンズ
「FUJINON UA107×8.4BESM AF」

2020年3月

オープン価格

2. 主な製品特長
(1)4K対応放送用レンズとして世界で初めてAF機能を搭載
  • 当社デジタルカメラ「X シリーズ」「GFX シリーズ」で培った技術で開発した、位相差AFセンサーと専用アルゴリズムにより、最短約0.5秒の高速かつ高精度なAFを可能とする「アドバンスドフォーカス」を搭載しました。特に、ピント精度がより分かりやすいスローモーション再生時のクリアな映像を通じて、AF性能の高さを実感することができます。
  • 優れた動体追従AFを実現。モータースポーツや陸上競技など、直線的に動く被写体を正面からとらえる場合でも、被写体との距離に応じて手動でフォーカスを調整する必要がなく、簡単・快適に撮影できます。

[写真]高速かつ高精度なAFにより、直線的に動く被写体でも簡単・快適に撮影可能。

(2)107 倍の超高倍率ズームを実現
  • 広角8.4mm から超望遠900mm までの幅広い焦点距離をカバーする107倍の超高倍率ズームを実現。遠く離れた場所からでも被写体を撮影できます。
  • レンズ操作系のアクセサリー「ズーム制御用ハイスピードサーボモジュール」(オプション販売)により、最短約0.35秒で広角端から望遠端までのズーミングを行うことが可能。高速・高精度AFとの組み合わせで、素早く動く被写体も簡単にとらえることができます。
(3)独自の光学式防振機構を搭載
  • 高倍率ズームレンズに採用し好評いただいている、高性能な光学式防振機構を搭載。風や足場の揺れによる映像のブレをタイムラグなく的確に補正し、安定した映像撮影を実現します。
(4)高解像力と豊かな階調を実現
  • 非球面レンズと蛍石レンズ(*2)を用いて各種収差を徹底的に抑制。さらに、撮影距離に応じて複数のレンズ群を制御する「フローティングフォーカス方式」を採用しているため、撮影距離の違いによる性能変化を極限まで抑え、近距離から無限遠まで高い解像力を発揮します。
  • 当社独自の多層コーティング処理「HT-EBC(High Transmittance Electron Beam Coating)」を施し、光の透過率を向上させることで、鮮やかな色再現と高いコンストラストを実現。HDRを活かした階調豊かな映像制作が可能です。

*2 光の透過率や屈折率の波長分散が小さい特長を持つ蛍石を用いたレンズ。色収差の極めて小さい光学設計を実現できる。

(5)9枚絞り羽根採用による自然なボケ味を実現
  • 9枚絞り羽根の採用により、円形に近い絞り形状を実現。自然なボケ味を活かした映像表現が可能です。
(6)16bitエンコーダー(*3)を標準装備
  • ズームやフォーカスの位置情報などのレンズデータを高分解能で出力できる16bitエンコーダーを標準装備。CG映像とライブ映像を合成するバーチャルスタジオなど、さまざまなシステムと連携可能です。

*3 位置情報をデジタル信号に変換するセンサー。16bitの精度で分割しズーム・フォーカスの位置情報を電気信号で送出。


本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • 報道関係 コーポレートコミュニケーション部
  • TEL 03-6271-2000
  • お客さま 光学・電子映像事業部 営業グループ
  • TEL 048-668-2143

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記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。

富士フイルム広報 公式アカウント twitter

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