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130万画素CCDを3枚搭載

高精細静止画入力カメラ「フジックス HC-2000D」

新発売



平成7年9月21日
富士写真フイルム株式会社



富士写真フイルム株式会社(社長:大西 實)は、RGB各色に対応する130万画素CCDを3枚搭載した高精細静止画入力カメラ「フジックス HC-2000D」を、9月26日より発売いたします。

新製品「HC-2000D」は、カメラヘッド部・コントローラ・操作卓・リモートコントローラで構成され、各130万画素3板CCDにより取り込まれたフルカラー画像をパソコン上に表示します。あらゆる撮影状況に対応できるスペックを搭載しているので、医療機関や研究施設での画像分析、デザイン・印刷部門でのカラーシミュレーション・DTPへの画像入力、写真館・テーマパークなどでの超高画質プリントの即時作成など、多彩なアプリケーションへの活用ができます。

当社は平成4年6月に、各90万画素3板CCDを搭載した「HC-1000」(380万円)を発売、高精細静止画入力カメラへのニーズに応えてきました。「HC-2000D」は、デジタルカメラの最高水準の画質・操作性を実現することにより、より広い市場ニーズにお応えしていきます。


1. 発売日
    平成7年9月26日

2. 製品名及びメーカー希望小売価格(税別)
    フジックス HC-2000D 2,500,000円
    フジックス HC-2000   2,360,000円(MOドライブなし)

3. 主な特長
  1. RGB各130万画素CCDの搭載で高精細画像を実現
    R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)各色に対応するVT方式130万画素CCDを3枚搭載。高S/N、高精細画像を実現しました。
    RGB各色10bitで画像取り込み(LUT処理後8bit)。1,280×1,000画素のフルカラー画像をパソコン上に実現します。

  2. あらゆる撮影状況を考慮した充実のスペックを搭載
    • シャッタースピードは、1/4〜1/2000秒可変。高速移動物体の撮影も可能です。
    • フレームメモリーの増設(オプション)により2秒間隔の連続撮影(マルチショット)が可能。最大12コマのメモリー画像から最適な画像を選択できます。
    • カメラ制御はホストコンピュータからでも、カメラリモコンからでも可能。スタジオやデスクのレイアウトに合わせて使い分けられます。
    • カメラヘッドには、2/3インチバヨネットマウントを採用。高性能フジノンレンズが装着可能です。また、各種アダプターにより顕微鏡への接続も可能です。

  3. コンピュータを使わずに画像ファイリング・高画質出力が可能
    • コントローラにはPCカードリーダー、MOドライブ(HC-2000Dのみ)を搭載。カメラヘッドより取り込まれた画像をダイレクトにPCカードやMOディスクにファイリングできます。
    • コントローラから直接プリンターへ出力することも可能。増設メモリー、PCカード、MOディスクに記録された画像を、フルカラーデジタルプリンター「ピクトログラフィー3000」によって、写真に迫る超高画質でプリントできます。

  4. 多様な業種・用途・環境に対応
    • 医療機関・研究施設におけるクローズアップ画像・顕微鏡画像などの分析・解析
    • デザイン・印刷分野での製品のカラーリング・デザインシミュレーション・DTPへの画像入力
    • 営業写真館・テーマパークなどで、パソコンを使わずに撮影画像を写真に迫る超高画質で即時プリント

      など、多彩なアプリケーションへの活用が可能です。


4. 主な仕様




本件に関するお問い合わせは、広報室 岡本・安部(TEL: 03-3406-2490)へ。
お客様からのお問い合わせは、電子映像事業本部(TEL: 03-3406-2062)へ。



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