Message from Photographer

今井壽恵写真展
「マイ コレクション 名馬と出会って」
《富士フォトサロン・東京/スペース1》にて
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今井 《富士フォトサロン・大阪》にて
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 1970年、ヨーロッパの英ダービーを初めて観戦。勝者のニジンスキーを見てサラブレッドの魅惑的な世界へ惹かれた。今回発表する出逢った馬たちの中から、特に私のベストコレクションともいえる欧・米・日の中から多少一般的な馬、そして騎手や馬関係者の雰囲気ある2度と撮れない写真をセレクトした。32年間の時の経過と名馬との出会いに感謝して。ぜひ、ご高覧くださいませ。

今井壽恵 

「進化と真価」
FinePix S2 Proで撮る、
新しいデジタル写真展「プロたちの電写」
《富士フォトサロン・東京/スペース1》にて
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 2002年6月に発売された、超高画質デジタル一眼レフ「FinePix S2 Pro」。富士フイルムが独自に開発したスーパーCCDハニカムIIIを搭載し、有効画素数617万画素、記録画素数4256×2848(1212万画素)の驚異の解像力を実現。その幅広い表現領域と卓越した描写力を、個性豊かなプロ写真家による撮りおろしオリジナル作品を通して、あますことなく実感いただけるデジタル映像展です。会場では「FinePix S2 Pro」も展示いたしますので、ぜひ実際にその高性能をお確かめください。

富士写真フイルム株式会社宣伝部 
岩田 

ハッセルブラッドフォトクラブ写真展 《富士フォトサロン・東京/スペース1》にて
ハッセルブラッド
 当クラブは、1978年に発足しました。初代の会長は音楽家として有名な故・灰田有紀彦氏で、現会長の吉田政行氏は二科会写真部会員であります。当クラブは、発足時にスウエーデンのハッセルブラッド社から日本で唯一のハッセルブラッドカメラ愛好者の会として公認され、同社の機関紙を通じて全世界に紹介されました。現在のクラブ名もその時に命名されたものであります。現在の会員数は64名で、年に4回の撮影会と研究会を行うほか、1981年以来毎年、写真展を開催し、今年で22回目になります。撮影のテーマは主に自然の風景で、描写力に優れた名機ハッセルブラッドの持ち味を活かした作品作りを追及しております。写真展では、クラブの撮影会や研究会での研鑚を通じて勉強した会員の作品を発表いたしますので、大画面に相応しい中判カメラでとらえた四季それぞれの自然の美しさを会員の作品の中から見出していただきたいと思います。

ハッセルブラッドフォトクラブ事務局 
皆川晴夫 

Project-k写真展
長友健二と写真家たちの現像空間Part2
《富士フォトサロン・東京/スペース2》にて
 スパルタ式の長友組で育った写真家たちもいまや団塊の世代から30代まで、重い層でこの組を固めています。個人的にも写真というアートについて議論やアッパーを喰らわせながら切磋琢磨して、成長を続けています。地方に散って土着の風土や風習をドキュメントとして写しこみ、これからをルポしています。このプロジェクト写真展のためにみんなが結集します。どうぞ会場で一声かけてください。

長友健二 
[参加メンバー]
 金沢文春/古瀬友博/桃井一至/田鳥直樹/本間 孝/
 山岸 伸/中原暢之/松井友生/山本駿介/伏見行介/松原康之

水谷章人写真展
「ヨーロッパ・アルプス」
《富士フォトサロン・東京/スペース2》にて
水谷
 「一瞬に魅せられて」
移り変わるほんの一瞬、つまり「静」の中「動」の一瞬を写してみたいと常々思っていました。ヨーロッパ・アルプスの光と影、そして雲の動きを捉え、同じ山でありながら日々刻々と変化する姿を写し込んでみようとつとめました。私の感ずるまま、ヨーロッパ・アルプスの持つ神秘性かつ幻想的な美しい四季の姿を表現してみました。ぜひ、ご高覧ください。


水谷章人 

鉄道写真新世紀
「Railman's Eye Vol.1」
《富士フォトサロン・東京/スペース2》にて
 鉄道は人が動かし、人を運ぶもの。そこには、さまざまなドラマがある。それこそが、僕たちの被写体。既存の概念にとらわれず、新しい視点でドラマを見つめる眼差し・・・。Railman's Eye

(有)レイルマンフォトオフィス中井精也・山口友也 

曽我定昭写真展「天城」 《富士フォトサロン・東京/スペース2》にて
曽我
 演歌や心中事件で有名な伊豆天城だが、ブナ・姫沙羅・馬酔木など彩り豊かな森と、味わい深い季節の変化は意外に知られていない。天城山は伊豆半島最高峰の万三郎岳(1,406m)を頂点とする伊豆高原〜天城峠付近まで約17kmに広がる峰々の総称だ。数年前の5月、軽い気持ちで入山したが、想像を超えた花々と新緑の美しさに圧倒され、大きな衝撃を受けた。この時、自分の撮影フィールドは天城だと直感が走った。以来6年間、朝焼けで燃え上がる万二郎岳、ブナや姫沙羅の新緑が辺りを黄緑色に染め尽くす春、アマギシャクナゲ満開の5月、落ち葉が林床を埋め尽くす晩秋、キーンと張り詰めた霧氷の冬など、ライフワークとして可能な限り入山して撮影した。天城の四季折々の移ろいをぜひご高覧ください。

曽我定昭 

小笠原洋子写真展「都市模様」
《富士フォトサロン・東京/スペース3》にて
 都市空間の中で出逢った一期一会を大切に、人々の生活、躍動する若者たち、建物空間などを私なりに表現してみました。

小笠原洋子 

フォトグループテトラ写真展
「見る、視る、観る」
《富士フォトサロン・東京/スペース3》にて
フォトグループテトラ
 女性4人の写真展です。今回、あらためて写真の基本である「見る」ということにこだわり、それぞれの視点で撮った写真を展示します。人と動物がふれあう瞬間に生まれる数々の物語、その不思議な交流に安らぎの心をみつけたり、渋谷を始めとしためまぐるしく変化する街の「今」を通して、明日はどんな出会いがあるのかわからない都市の顔に戸惑いとときめとを感じます。一方、車や住宅地が増殖し続ける都市近郊も、日々激しく変化し、奇妙な空間を生み出しています。また、かつては高度経済成長期の、そしてそれに続く公害のシンボルであった京浜地帯が時間の流れを経て「錆の世界」を作っていることに注目しました。そんな現在の心にとまった気になる風景にカメラを向けました。4人の個性を活かし、現代の様相を表現しました。ご高覧いただければ幸いです。

フォトグループテトラ 

RAFAEL VARGAS
(ラファエル・バルガス)
「GAUDI 2002-IMPOSSIBLE VISION」
ガウディ2002-生誕150年記念写真展
《富士フォトサロン・東京/スペース3》にて
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 世界中に知られているガウディの建築。それらの作品に見られる強烈な独創性をさらに際立たせようと、写真家は意欲をかきたてられます。バルセロナ生まれのラファエル・バルガスもその一人。建築家ガウディの作品を深く掘り下げ、魅力を最大限に引き出す手立てとして、フィルムで撮影した作品をデジタル処理することを思いつきました。そして、ガウディの量感やフォルム、レリーフを白黒あるいはカラーで、繊細に表現。ガウディの創造物に新たな視点を与えています。「この展覧会は、アントニオ・ガウディの作品の魅力を伝えるもの。ガウディの建造物のすべてについて、その建築や空間、構成を広く客観的に表現することを主眼としました」とラファエル・バルガスは語っています。

●ラファエル・バルガス(Rafael Vargas)
1959年、スペイン・バルセロナ生まれ。写真専門学校で学んだ後、州政府奨学金によってN.Yでも学ぶ。専門は、建築、ポートレート、広告写真。スペイン・プロ写真家協会提供のLUX GOLD賞(編集写真部門)を1993年と1995年の2度にわたり受賞。

森田千恵子写真展
「いとおしき野生の大地」
《富士フォトサロン・東京/スペース3》にて
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 「アフリカ」! 1988年春、赤土の大平原に降り立った時、私の中にあった「アフリカ」は、その感動とともに一変しました。この開放感は何だろう・・・と。ゆったりとした時の流れとともに素晴らしい風が頬を撫でていきました。恋焦がれていた野生動物たちにも出会えて、夢中でシャッターを切りました。そうした中で、人知を超えた神秘的な何かを私は感じました。「おきて」という真実です。ある時は厳しく、ある時はやさしい貌を見せてくれる自然の移ろいの中で、しなやかに、凛として生きている、いとおしき動物たちの表情を追い続けています。

森田千恵子 

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