Message from Photographer

フォト昴写真展「彩時記V」 《富士フォトサロン・大阪》にて
昴
 1992年、中村吉之介写真塾の有志で結成されたクラブで、物事をプラス思考でとらえ、前向きで物事の素晴らしさを求め、健康で若さを保ち、細胞を若く活性化するように各人の潜在能力・意識を引き出して、それらのために写真を活力源として結成されたグループです。日本の風土の素晴らしさを7つのテーマに分けて、すなわち風・空・樹・生き物・水・花・スナップなどを彩時記という表現方法で創り出した作品です。

[メンバー]荒川二郎/太谷恒子/片岡正道/川村登久子/
 ニシムラユウジ/織田 清(幹事)/三坂康一(代表)

代表者/三坂康一 

野口かずみ写真展
「熱帯雨林の先住民族」
《富士フォトサロン・大阪》にて
野口
 ボルネオ島には26種族以上の先住民が、ジャングルの奥で異なる言語と独自のコミュニティーを持ち、暮らしています。私は一人、ジャングルに分け入り、彼らの村々を訪ね、写真を撮ってきました。首狩りの民・イバン族は、先住民の中で一番大きな勢力、広い地域に点在しています。首狩りの慣習は今はありません。昔、狩った首は皮付きのまま数十個をネットに入れて無造作に天井からぶらさげていました。秘境の民・クラビット族の村は、険しい山脈と手つかずのジャングルの彼方にあります。空路しか行く手立てはなく、行くことから至難の地。笑顔で迎えてくれた人々の耳は肩まで伸びていました。彼らは経験なカトリック、日々祈りの中に営みはあります。村には固有の蘭や食虫植物が咲き、漆黒の闇に螢が乱舞しているワンダーランド。90日あまり、ともに生活しながら撮った私の写真の中から、彼らのスピリットを感じてください。ぜひ、ご高覧ください。

野口かずみ 

55周年記念 塚本写真研究会展 《富士フォトサロン・大阪》にて
塚本
 二科会、古澤和子先生のご指導のもと、地道に技術と感性を養い、美を求めてまいりました塚本写真研究会も発足以来、今年で55周年を迎え、このたび「55周年記念 塚研写真展」を開催することになりました。新旧会員各自が、それぞれに追い求めてまいりました多彩なジャンルのカラー作品51点を全倍にて展示いたします。ぜひご高覧賜りたく、ご案内申し上げます。

フルサワフォート・サロン 

北の写真家集団・DANNP写真展
「北の貌2002」
《富士フォトサロン・札幌》にて
北の写真家集団01
北の写真家集団02
北の写真家集団03
北の写真家集団04
 「北の写真家集団・DANNP」は、北海道の様々な分野の自然写真と取り組むアマチュア写真家集団です。北海道の自然を愛するがゆえに、その真実の姿を記録・発表し続けてきました。手付かずの自然環境や動植物の生活環境が次第に失われていく中で、懸命に生き続ける野生の姿や貴重な自然景観を記録し、今の北海道を表現しようと毎年、開催を重ねているのが写真展『北の貌』です。今回の作品展は、北海道の各地に散在するDANNP会員のうち14名が出品します。それぞれが取り組む自然写真のテーマに基づく作品群を、1人平均全紙4〜5点を展示するオムニバス形式の写真展です。2週間の会期をpart1、part2と1週間交代の2部開催とし、part1、part2それぞれ7名ずつ出品します。森や水や花や鳥、そして動物たちが今の北海道でどのように息づいているのでしょうか。それらを育む山や森や川は、我々にどんなメッセージを発しているのでしょうか。北の森に生きる者たちが撮り綴る「北の貌2002」、ぜひともご高覧ください。

北の写真家集団・DANNP事務局 

KIK撮影会入賞作品展 《富士フォトサロン・札幌》にて
 第6回のKIK撮影会は、ノーザンホースパークで開催されます。毎回、傑作多数が集まるこの撮影会の入賞作品発表点を開催します。今年は、モデルの部指導に上村 孝先生、岸本日出雄先生、林 拳示郎先生(アイウエオ順)、ネイチャーの部指導に近藤幹雄先生と、北海道の著名な先生をお願いしました。良き先生のご指導のもと、良い被写体に恵まれた、アマチュアカメラマンの皆様の傑作の数々をご高覧ください。

富士フォトサロン・札幌 

写真甲子園2002写真展 《富士フォトサロン・札幌》にて
写真甲子園01
写真甲子園02
 写真甲子園2002は、初戦に全国197校から自由なテーマの作品が寄せられました。北海道ブロックから初戦に寄せられました17校の組写真より、招待校の北星学園余市高等学校の全作品8点と敢闘校16校の作品1点、東川町での本戦大会出場校14校の作品より29点を展示いたします。ぜひ、ご高覧ください。

写真甲子園実行委員会事務局 

駒井千恵子写真展
「お花畑の彩り」
《富士フォトサロン・札幌》にて
駒井
 凍てつく大地をおし分け、永い冬ごもりから目覚める小さな命。やがて、それは華麗な花となって野に山、海辺に色彩のうずを氾濫させます。きらびやかな太陽のもと、漠々とあたりを閉ざす霧の中にあっても、その魅力は目に見えない力で私を引き寄せます。大波がゆれ動くように続くお花畑、つき出た岩を褥にひろがるお花畑、この美しい色彩のハーモニーに酔いしれ、世界にあるまだ見ぬ花に恋こがれます。こうして生まれた作品展です。作品の中に共感していただけるものがあれば幸いです。そして、あなたの心に美しい花を咲かせていただければ、この上なく幸せです。

駒井千恵子 

10th.300人展選抜展 《富士フォトサロン・名古屋》にて
 「300人展」は、おかげさまで10周年を迎えることができました。“UP, UP and AWAY! - 今、飛び立つとき。-”のキャッチフレーズのもと、今年も1,200点を超える応募をいただき、選ばれた優秀な作品を収録して作品集を刊行いたしました。このように300人展が発展してこれましたのも、後援・賛助・協賛各団体をはじめ、皆さまの温かいご支援の賜物と心から感謝しております。激しい変化の波に洗われ、驚嘆や悲哀を誘う出来事も多い時代、私たちにはさまざまな問いが投げかけられています。今回、300人展に集まった作品にも、写真家たちの問題意識や祈りや願いが1枚1枚にこめられているのを感じることができます。どうか、それぞれの作品をじっくりとご覧いただき、写真家たちが発信するメッセージをお聴きください。

『10th.300人展』実行委員会 

里村良一写真展「人燦々」 《富士フォトサロン・名古屋》にて
date
satomura
 1999年、西アフリカ・ベナン共和国の僻地。次男の仕事場のひとつである牧場で出会った牧童一家の生活を通して、現地の人々をカメラに記録。この交流は、驚くべき新鮮さと限りない感動を私に与えてくれました。

里村良一 

富士フォトサロン新人賞2002 《富士フォトサロン・名古屋》にて
岡田
竹沢
西山
 富士フォトサロンと富士写真フイルム(株)プロフェッショナル写真部が、既存の概念にとらわれない新しい写真スタイル、新しい時代の到来を予感させる若手写真家のための「新人賞」を1999年から新設。第4回目の今回は、392名の応募者の中から下記審査員によって選ばれました。昨年応募者(282名)より110名多い応募者があり、ドキュメントを中心に身近な被写体から海外取材まで、幅広いジャンルから写真で混沌とした世界観や自己の内面に迫ろうとした作品が多く見受けられました。審査は前回に引き続き、別日4人の審査員に全作品を審査していただき、各々1作品を推薦いただくという方法をとりました。そして今回、浅井愼平氏と藤井 保氏が岡田 敦「Platibe」を推薦されましたが、二人の審査員が同じ作品を推薦されるのは4回目にして初めてのことです。管 洋志氏は竹沢佳紀作品を、日本カメラ編集長・河野和典氏は西山武志作品を推薦されました。発表展は、東京と大阪の富士フォトサロンで開催していましたが、2002は加えて名古屋と札幌の富士フォトサロンでも開催されます。

●審査員
浅井愼平(写真家)/藤井 保(写真家)/管 洋志(写真家)/
河野和典(日本カメラ編集長)/富士フォトサロン展覧会委員会
※順不同・敬称略
●新人賞
岡田 敦「Platibe」/竹沢佳紀「矢印-指示と意志の方向性」/
西山武志「Link」
●奨励賞
青野千紘「きのうのかけら」/夢 児「CHINESE POP」/
永吉昌博「遠い記憶」/福崎香子「キオクノカナタ」/
牧野智晃「未知」

※こちらのページで詳しい内容がご覧いただけます。
http://www.fujifilm.co.jp/fpsn/index.html


富士フォトサロン 

久保田亜矢写真展
「エゾリス〜北の森に生きる〜」
《富士フォトサロン・名古屋》にて
 5年前のエゾリスとの出会い以来、彼らを撮影し続けてきました。エゾリスは、文字通り、えぞ(蝦夷=北海道)にしか生息しない野生のリスのことです。人里に近い森や公園林などにも住む、北海道では比較的身近な野生動物といえます。北海道全域に広く分布していますが、次第にその数は減ってきているようです。元気で愛くるしい彼らですが、意外に激しい気性を持っており、時には野生の強さを感じさせます。したたかに、ただひたすらに生きるその姿には、いつも心打たれ、元気を貰います。彼らの生活を脅かさないように、いつも撮らせてもらっているという気持ちを持ちながらシャッターを切ってきました。振り返れば、森の中で彼らと向き合い、語りかける一時が私のかけがえのない至福の時となりました。あるがままに森に生きる、エゾリスたちの生命の煌めきを、息遣いを、気配を感じていただけたら幸いです。

久保田亜矢 

第23回山岳写真の会「白い峰」写真展 《富士フォトサロン・福岡》にて
第23回山岳写真の会
 新世紀に入って早や一年が過ぎ、2002年となりました。昭和55年(1980年)、最初の「白い峰」展を開催し、昭和の時代を終って平成へと移り、今年で23回を数えることになりました。昭和50年の会創立時の会員30数名から、第1回当時の会員数80数名、第5回を数える頃は200名を超え、現在まで若干の変動はあっても、常に260〜280名と安定した数で経過しております。「白い峰」展は、常に140〜150名の出展者によって開催されますが、これは会場スペースと作品サイズの関係で、常に100名程度は後方に控えていることになります。本年23回展は、恒例の「富士山」と「日本と世界の山」および大自然に生きる可憐な「高山植物」をテーマといたしました。最大から最小のモチーフに向けた会員の力作をご高覧賜りたく、お願い申し上げます。

山岳写真の会 会長/白籏史朗・会員一同 

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