大阪写真月間2003
「写真家150人の一坪展」
《富士フォトサロン・大阪》にて
 「大阪写真月間2003」は、関西の写真文化の発展を目的とするものです。「写真家150人の一坪展」は、継続した作家活動をしている写真家、写真を表現手段にしている作家、作家を志向している人、写真を通して表現を目指す人たち150人の「今」を、北大阪を中心としたギャラリー9ヶ所で開催いたします。富士フォトサロンで展示される方は以下の方々です。

(敬称略)井上嘉和、小川沙恵子、納村達夫、尾田信子、小原邦之、楓大介、勝山信子、川本綾、吉川卓志、木下憲治、小島義秀、清水さゆり、砂田政樹、妹尾豊孝、塚本和成、堤麻衣子、百々俊二、中東正之、西出篤夫、野波浩、林篤弘、福迫章子、福田郁夫、前谷治朗、松野幸一、村中修、元田敬三、八木由起、和久田郁子

大阪写真月間事務局 

日本写真作家協会企画展
NEW COMER「愛」
《富士フォトサロン・大阪》にて
 企画展は一字の課題により隔年、富士フォトサロンで行われております。過去には「駅」「道」「光」で開催してまいりましたが、2003年の課題は『愛』です。今回も‘ニューカマー’展として、2000年11月から2002年10月までに入会の新会員から募集した作品を展示いたします。ぜひ、ご高覧ください。

日本写真作家協会(JPA) 

第24回よみうり写真大賞
入賞作品発表展
《富士フォトサロン・大阪》にて


報道部門大賞(2枚組の1枚)
「人質無事保護、容疑者逮捕」桑久保 喜也



デジタル部門大賞(3枚組の1枚)
「朽ち色の記憶」稲葉 浩介



テーマ部門(一般の部「愛」)大賞
「力走」中尾 勝規



テーマ部門(高校生の部・自由課題)大賞
「武田流流鏑馬」宮沢 清



ファミリー部門大賞
「山里の春」峯本 俊満

 「よみうり写真大賞」は、プロ・アマを問わず、全国の写真を愛する方々に参加していただく写真コンテストです。事件や事故を撮った「報道部門」をはじめ、「テーマ部門」「デジタル部門」「ファミリー部門」を一同に身近な暮らしの中でとらえたユニークな受賞作品発表展です。

●審査委員
大石芳野(写真家)、立木義浩(写真家)、田沼武能(写真家)、立松和平(作家)、山本容子(版画家)、読売新聞社

NEWフジクローム
「Velvia100F/100」「ASTIA100F」写真展
「ニューカラーセンセーション」
 

《富士フォトサロン・札幌》にて

《富士フォトサロン・大阪》にて

《富士フォトサロン・名古屋》にて

《富士フォトサロン・福岡》にて
 2004年


 リバーサルファン待望の新製品、あの「Velvia」が使いやすい感度100にアップし、しかも2品種にバリエーションが増えました。画期的な新規技術によりリアルカラーを追求した「超・高彩」の「Velvia100F」と今まで以上にイメージカラーを追求した「超・極彩」の「Velvia100」です。さらに、ポートレート撮影に最適に再設計した「超・清彩」の「ASTIA100F」も加え、個性ある3品種による写真展を開催いたします。各分野を代表する一流のプロ写真家に撮りおろした作品を多数展示し、発売直前の新製品の魅力をあますところなく、お伝えいたします。また、会場では富士フイルムスタッフによる新製品ならびその作品の説明とともに、リバーサルフイルム全般のご相談・ご質問にもお答えいたします。皆様お誘いあわせの上、ご来場ください。

富士写真フイルム株式会社 
プロフェッショナル写真部 

第6回日本旅行写真家協会展
『新たなる「旅」の始まり
・・・2003』
 


《富士フォトサロン・札幌》にて

《富士フォトサロン・福岡》にて

《富士フォトサロン・大阪》にて
 日本旅行写真家協会創立1年後より、『旅』に関する写真展を2年に1回の割合で開催し、今回で6回目を迎えます。それは旅に関する写真表現、12年間の積み重ねによる集大成であります。結果、「旅の写真とは何か」の問いに一つの答えがでたと思います。写真文化の向上を計り、素晴らしい作品ができたことは間違いありません。2003年、21世紀前半に開催する写真展として‘今’という重要な位置付けをし、何を残さねばならないかを充分に議論し、検討してまいりました。一つには、旅は人間の原点であり、そこからスタートするものということです。私たちはそこに注目し、明解に重要な視点を捉え『新たなる「旅」の始まり・・・』と題して作品作りに邁進してきました。そこには、日本はもとより世界の自然、民族、文化、社会などが克明に捉えられ、‘今’の原点を物語っております。始まりの『旅』を充分意識し、写真を通じて最高の旅の世界に皆さまをお連れしたいと思います。この機会に、日本旅行写真家協会の最大の目的である「写真界の文化の向上」に少しでも役立てばと祈念しております。そのため、会員一同一丸となり、邁進していく所存です。つきましては、『新たなる「旅」の始まり・・・』の主旨を充分ご理解いただき、ご高覧くださいますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

日本旅行写真家協会 

鶴岡 明写真展
「魅惑の国 チュニジア旅物語」
《富士フォトサロン・名古屋》にて
 チュニジアは、昨年ワールドカップサッカーで日本と対戦して、我々もその名を知りましたが、まだまだ馴染みの薄い国ではあります。そして、そこに暮らす人たち・文化・風景は、わが日本とはまったく違っています。わずか15日間の旅ではありましたが、いろいろカメラを通して見てきたものをご高覧いただきたく、写真展を開催いたしました。よろしくお願いいたします。

鶴岡 明 

大脇正吾写真展
「名古屋城のほとり」
《富士フォトサロン・名古屋》にて
 私は日頃、山の写真を撮っていますので、体力維持を兼ね、カメラ片手に名古屋城の周辺をウォーキングしてまいりました。名古屋城のほとりに生まれ育ってまもなく80年になりますが、さきの戦災で焼失した国宝の天守閣から再建された現在のお城まで、天主を眺めるたびにいろいろな思い出が限りなく去来します。世情不安定な昨今、現在の名古屋城周辺をフィルムに収め、後世に残し伝える必要を感じ、私なりの視点で撮影を続けてまいりました。このたび富士フォトサロン名古屋をお借りして、写真展を開催することになりました。ぜひ、ご高覧を賜りますようお願い申し上げます。

大脇正吾 

江思賢写真展
「MIDNIGHT」
《富士フォトサロン・名古屋》にて
 この二つの連続的なシリーズは、社会の底を記録するから始まり、自分の存在を弁証するプロセスでもあった。生命や生活、創作や芸術などに対する今までのビジュアルイメージを考え直し、新たな表現方法を見つけ出した作品である。夜中をあてどなく歩き回るのが生活の一部だった。自分にとって『夜』は『昼』と同じように生きていて、流れている曲線のようだ。昼間のごたごたに入り乱れられ、日常の繰り返しに妥協し、自分を失いつつあるのが一般的になってきた。だからこそ、夜の静けさは変えがたい慰めとなった。被写体の『ヒト』は、ファインダーの中でスピリットと化け、酔って舞い、身をかわして避け、隠れて消えるのは、常に生命の慌しさとはかなさを感じさせた。この自分を探す過程を経て、再び深夜の景物によって心の中の動きをしるすのが『流転』シリーズである。『時間』と『空間』のさだまりがない交替の中で、モノもヒトと同じ、絶えず変転し生滅しつつある。静けさの中で、一本の草や木でも、一枚のかけらでも生命の本質を見つめることができたのである。長時間の露出と揺れ動く画像は『時間』というモチーフを表現するための手段であり、形体よりも抽象的な、もっと深刻な体得を伝えるためでもある。

江思賢(チャンスーシェン) 

山内かむ志写真展
「尾瀬 慈心尽くるところ無し」
《富士フォトサロン・名古屋》にて
 氏は、1943年16才の時に初めて尾瀬に入り、その美に打たれ、爾来69年となります。その間、尾瀬にただ傾倒してきました。やがて、歩くことだけに飽き足らず、カメラでその美を表現することを志し、それもまた今年で60年となりました。氏の表現した尾瀬の作品には、氏独自の美意識が脈々と流れ、氏の人間と美に対して抱く愛と心があります。なまじプロ作家を自負する人たちと比較するとき、その表現には誰しも驚嘆すると考えます。ご一覧を強くおすすめいたします。

白籏史朗 

第7回写楽祭 《富士フォトサロン・名古屋》にて
 四季折々の美しい風景、自然の中の花、あるいは伝統の祭事など、会員の努力作を3点ずつ出品いたしました。未熟ながら、ぜひご高覧くだされば幸いと存じます。

写楽祭・代表/宮田敏夫 

穂積義典写真展
「SALLEM KURD
-サリーム クルド-
《富士フォトサロン・名古屋》にて
 1998〜99年にイランに1ケ月以上の滞在を7回繰り返し、イランの50の都市のみならず、辺境の村落まで撮影活動を続けた。イラン・イラク・トルコの山岳地帯に暮らすクルド人は国境をもたない世界最大の民族と言われる。彼らの友となり、生活に融け込み、撮り続けた作品に傍観者の目はない。しかし、ピュリッツァー賞を受けた報道写真家の多くがメンバーになっているナショナルジオグラフィックの日本人三番目として推薦されたのは、ジャーナリストとしても高く評価されているからである。今後も少数民族を世界に知ってもらうため、ライフワークとしてカメラを携え飛び回るだろう。今回の写真展は、イラン国民にも大きな反響を呼んだクルド人の日常生活のパネルを展示している。

フォトサロン・サン・ルウ 
代表・井戸田和彦 

日本の原風景
越後 松之山展
《富士フォトサロン・名古屋》にて
 新潟県松之山町。世界でも稀な豪雪地帯である。その上、高低差もきつい山あいに沢や川があり、そこに集落と天まで届くかと思うほどの棚田が点在している。棚田とブナときれいな水は切っても切れぬ仲で、美しい空気とあいまって、此の町の言葉では、簡単に表現できぬ美しい光景が四季の移ろいとともに現出される。朝夕の光の中、霧のベールから垣間見る「松之山」は美しく感動的で、今多くの写真家や観光客が訪れている。地元の人たちの間でも熱心に写真を撮る人がいる。今回は、そういう人たちの中の3人の作品と、町おこしのためのフォトコンテストの受賞作品を一部交え、松之山の写真として数多くの名作を発表していただいた「フォート・樹」の作品をもって、同町の魅力を余すところなくお見せすることになった。

豊田泰輔 

第42回
富士フイルムフォトコンテスト
入賞作品発表展
《富士フォトサロン・福岡》にて
■自由写真部門


自由写真部門・グランプリ
「子供天国」斎藤泰乃



自由写真部門・グランプリ
「雨宿り」亀田満喜代



ネイチャーフォト部門・グランプリ
「飛翔」関根 学



ネイチャーフォト部門・グランプリ
「光の舞」金原利昌
■ネイチャーフォト部門
 富士フイルムフォトコンテストは、1950年に第1回を開催し、今回で42回となりました。
国内フォトコンテストでは、規模・内容ともに最高レベルのものと評価をいただいております。


自由写真部門・グランプリ「子供天国」斎藤泰乃
自由写真部門・グランプリ「雨宿り」亀田満喜代
ネイチャーフォト部門・グランプリ「飛翔」関根 学
ネイチャーフォト部門・グランプリ「光の舞」金原利昌


【審査員】
自由写真部門:
 齋藤康一/徳光ゆかり/富士写真フイルム株式会社
ネイチャーフォト部門:
 嶋田 忠/三好和義/富士写真フイルム株式会社

【応募状況】
自由写真部門:応募人数11,818人/応募点数42,488点
ネイチャーフォト部門:応募人数6,793人/応募点数20,141点
合計:応募人数18,611人/応募点数62,629点

【展覧会スケジュール】※銅賞・優秀賞は東京展以外は当該地域の作品のみの展示となります。
[名古屋・富士フォトサロン]
10:00〜18:00
■自由写真部門:7/11(金)〜7/16(水)
■ネイチャーフォト部門:7/18(金)〜7/23(水)


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