第35回 全日本写真連盟
東京都本部写真展
カラーフェア'03
《富士フォトサロン・東京/スペース1》にて

 毎年、東京都本部では東京都本部に所属する支部会員と個人会員による写真展「カラーフェア」を開催しています。 今年は第35回目を迎え、来る8月1日〜7日まで銀座・富士フォトサロンで、金賞1、銀賞2、銅賞3、朝日新聞社賞1、全日写連賞1、東京都本部長賞1、写真弘社賞1 、入選50点を展示いたします。

同時期に東京都本部公式ホームページに上位入賞作品を掲載(1カ月間)

主催 全日写連東京都本部 朝日新聞社
協賛 富士写真フイルム(株)・写真弘社


全日本読売写真クラブ展 《富士フォトサロン・東京/スペース1》にて
 北海道から鹿児島まで全国の読売写真クラブ(YPC)会員が、自由に作品応募し、写真家の立木義浩氏によりスナップ部門・自由部門の各最優秀賞1点、優秀賞5点を含む、優秀作品130点を展示いたします。

第9回 日本舞台写真家協会展
「Stage Photographers Story 1954-2003」
《富士フォトサロン・東京/スペース1》にて
 私達、日本舞台写真家協会も1988年1月の発足以来、15年を迎えました。
20代から80代までの舞台写真家各人が、舞台に魅了された初期の作品、ターニングポイントになった作品、最新の会心作を発表します。
戦後50年の舞台史の一端がうかがえると思います。
是非ご高覧下さい。

日本舞台写真家協会展実行委員会 

第56回 日肖写展
日本肖像写真家協会展
《富士フォトサロン・東京/スペース1》にて
日本肖像写真家協会は、肖像写真を追求する団体としては、国内最大の組織で、各会員が、人間を題材として、モノクロ・カラー・デジタルの手法により、印画上に自己表現に努めた入選作品を展示致します。

第23回日本雑誌写真記者会賞写真展 《富士フォトサロン・東京/スペース2》にて
現在、雑誌編集に関する取材活動の便宜をはかるため,協会会員社によって,日本雑誌記者会,日本雑誌写真記者会を組織し,記者会の行事として、「日本雑誌写真記者会賞」 を設けています。この、一年間に協会会員社の雑誌に掲載された写真の中から優秀作品を展示いたします。

中村守 写真展
富士山「春花秋月」
=富士山の四季の美=
《富士フォトサロン・東京/スペース2》にて
 四季折々の気象・自然現象の中で、千変万化する富士山を15年間撮り続けてきたが、富士山の写真は、“もうこれで良し”と踏ん切りをつけることができない。今、私の心境としては、“とんでもないもの”をテーマにしてしまったという畏敬の念を富士山に抱いている。
 相手は、広大な地域の気象環境まで左右する雄大な大自然の力。非力な人間がどう立ち向かっても勝てる相手ではない。撮り尽すなんてできるわけがない。誰にも平等に撮らせてくれる富士山であるが、撮れば撮るほど、年数が経てば経つほど富士山の難しさを実感する。
 今では気持ちを穏やかにし、自然体で向かうことが富士山撮影の秘訣と考えるようにしている。
 ここに発表させていただいた富士山は、その中のほんの一面です。四季をとおしての富士山の優しさ、厳しさ、尊厳さ等を少しでも感じていただけましたら幸いです。
 また、同名の写真集も発刊いたしました。併せてご高覧ください。

中村 守 

安形 嘉真(アンガタ ヒロマサ)
「天使のおりた島パートII」
《富士フォトサロン・東京/スペース2》にて

 98年7月に富士フォトサロンにて発表した作品のカラー版でパート II としました。発表後、6年間にわたり取材したギリシャ、エーゲ海には、無数の島々が点在し、独自の生活様式を守り、今なお現代の楽園を形成しています。
 古来より、その島々の民族は、海洋を中心とした生活をしており、各民族との交流をたいせつにした民族です。現在において、若者は都会的な生活に憧れ、一旦は島々をはなれる生活を選ぶ者が多いそうですが、必ず島に帰ってくるUターン現象が顕著に表れています。日本の農村のような過疎化は見られず人口もほとんど一定しています。また、ヨーロッパ人の中には(特に表現者、美術家、物造りをする人々など)エーゲ海での生活に憧れ、新天地をここに求めてくる人々も多くいます。このことは、ヨーロッパ人にとって、エーゲ海とは、自分達の文化(アイデンティティー)源と考えられるからです。そこには本物の生活、人々の求める、真の楽園があるからです。現代人の求めてきた物質文明にはない、心の安らぎがあります。
 このコンセプトにもとづき、ミコノス島、サントリーニ島、デロス島、バロス島の4島を6年間にわたり撮影した写真展です。
 是非ご高覧下さい。

安形 嘉真  

山口芳男 山岳写真展
「TX-1フルパノラマの光彩 八ガ岳跋渉」
《富士フォトサロン・東京/スペース2》にて

 八ガ岳は南北に30kmあり、通称、南八ガ岳、北八ガ岳に分けられ、南は最高峰の赤岳、横岳、阿弥陀岳を中心とする岩鋒群で高山植物や富士山、南アルプス、奥秩父連峰の眺望が素晴らしく、北は黒い森と呼ばれる苔むす森林と点在する大小の池が美しく、日本の山の美しさと魅力を凝縮した山である。
 自分にとって登山の原点であり心の山である八ガ岳の2002年の様々な姿をFUJIFILM TX-1(カメラ)のフルパノラマ、フォーマットで撮影致しました。
 つきましては、ご多忙のこととは存じますが、ご高覧戴けたら光栄と存じ、ご案内申し上げます。

山口芳男 

「8の会」25周年記念写真展
『出会いの彩り』
《富士フォトサロン・東京/スペース3》にて
 全日本写真連盟の「8の会」(会員19名)として、結成25周年を迎えたのを記念して7回目の写真展を開催します。発足時の講師・故菅野喜勝氏の「作品は心のかがみ。写す人の心、個性が重要。心の琴線にふれる素直な気持ちをもって撮ろう」をモットーに、現在、梅津禎三氏(朝日新聞東京本社元写真部長・世界報道写真財団理事)の指導をうけ、写真からの心の交流を大切にした写団活動をつづけています。
 人と自然を愛し、個性のある写真表現を探究する会員たちが、大自然の鼓動、山野の風光美、生きものの命の輝き、親子の愛情あふれる人間模様など、旅や日常生活の中で出会えた、心を癒された感動の光景を作品発表いたします。
 是非、ご高覧を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

女性だけの写真教室作品展
女性だけの写真教室卒業展
わいわい写真教室作品展
《富士フォトサロン・東京/スペース3》にて


女性だけの写真教室作品展
  a. 写真家内田ユキオ/佐藤仁重の指導のもと、アクロス&プレストモノクロームフイルムを使いお洒落な代官山を写しFUJIレンブラントプリントで作品作りを楽しみました。
  b. 写真家石橋睦美/佐藤仁重の指導のもと、熊野古道撮影の旅作品。
     
女性だけの写真教室卒業写真展 / 指導 佐藤仁重
    第37回を数え4月からスタートした初心者を対象にした女性だけの写真教室が終了し、アマチュアの女性写真家のたまごが誕生しました。初めてリバーサルフイルムを使う人など...女性たちの自由で感性豊かな作品を展示します。
     
わいわい写真教室
    今新しいスポット六本木ヒルズを子どもたちとカメラを持って写真探検。何を発見できるかな?

写団藤岡6人展「光の鼓動」 《富士フォトサロン・東京/スペース3》にて
 私たちは、栃木県の最南端に位置し、栃木、群馬、埼玉、茨城の4県にまたがる面積33平方キロメートル、周囲29キロメートルの広大な渡良瀬遊水地ホームグラウンドにしている「写団藤岡」の有志6人です。
 渡良瀬遊水地は、東京ドーム700個分ほどの日本最大の遊水地です。もともと渡良瀬川の水量を調節するために人工的に作られたものですが、現在では見渡す限り葦原と化しています。
 渡良瀬遊水地の春は3月中旬のよし焼きに始まります。その後、葦や木々の芽吹きが始まり、堤防には菜の花が咲き乱れ、夏は緑一色の葦原になり、秋には草紅葉、冬には雪景色も見られ、四季折々の風景を撮影することができます。
 今回、写団藤岡の会員が3年前に富士フォトサロンで個展を開催した際にお世話になった曽田氏と佐藤氏に友情出品していただき、素晴らしい渡良瀬遊水地の四季折々の作品も含め30点を展示しますので、ぜひご高覧ください。

事務局 中田友一 

守谷勇写真展
「モンテ富士」夢想(二)
《富士フォトサロン・東京/スペース3》にて
 私は日本の象徴の山、富士山、日本人の心の故郷、富士山を1975年より撮り続けております。
 私は19年前に足を骨折、登山経験もないのにリハビリを兼ねて富士山頂を目指しました。正に四十の手習いというのでしょうか、低い山から始め、3776メートルの富士山までの道のり。撮影機材や登山用具等荷物で背中は35キロ位になります。
 時には増水した川に落ちたり、マイナス20度の冬の撮影では凍傷寸前になったり…しかし四季、朝夕の微妙な変化、想像を超える素晴らしい夜景など二度と同じ表情を見せない富士山を前回2000年3月に展示させて頂いた作品よりなおいっそう詳細な視線で見ることができるようになったと思います。
 その私の感動を、作品を通して少しでも感じて頂ければ幸いです。
 日本の象徴「富士山」を是非ご高覧頂きますようお願い申し上げます。

2003年8月 
守谷 勇 

  TOP PAGE