昭和23年4月に指定された金剛生駒国定公園は、平成8年10月、和泉かつらぎ山系へと拡大指定され「金剛生駒紀泉国定公園」と改称された。この国定公園は、大阪・奈良・和歌山の三府県境が接するところを中心に北へ、金剛生駒山系が連なり、西へは和泉かつらぎ山系連なる、まさに「三国境」として君臨してきた山系です。特に本州の南限と都市近郊で「ブナ」の自然林が形成されていたり、また学術上貴重な「牛滝山・犬鳴山」には豊かな自然が残されている。 ネイチャーフォト倶楽部では、主にこの地域の山麓・里山の自然風景をモチーフに、創作活動を続けております。
今回の写真展は、「広角の世界」をテーマにしておりますので、使用した「レンズ」も超広角（14㎜～35mm）です。この「レンズ」で被写体に迫り、遠近感を強調したり、また広角特有の被写界深度を利用したり、他の機材もフル活用した個性豊かな、全作品銀塩カラー写真（全紙・全倍で）を、四季に構成展示いたします。
是非ご高覧ください。

ネイチャーフォト倶楽部
大塚　武和