写真を始めて40年近くなりますが、10年位前に645カメラを購入、風景写真に転向、九州をメインに長野、新潟まで足を運んで撮影しています。今回の作品はここ4・5年に撮影した水に関連した作品を選んで「水の詩季彩」として展示しております。
　水は地球上の動植物にとって、生きていく上で必要不可欠なものであり命の源でもあります。水は色や形を自由に変化させ、雲から雨・雪となって地表に降り注ぎ、雲海や霧を発生させ滝を作って川を下り海へと流れ常に自然の中で循環しています。写真展は、水の流れをメインにその変遷や植物との関わりを意識し、彩の美しさや変化も重視しました。
　作品はすべて645カメラで撮影しておりますので是非ご高覧ください。

樋口一男