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富士フイルムフォトサロン大阪

  • 開催期間
  • 2022年4月22日(金)~2022年5月11日(水)
    *最終日19:00まで
    *5月12日(木)は展示替えのため休館致します

    ※ 本写真展は、新型コロナウイルス感染症対策による臨時休館のため、会期を変更いたしました。

  • 開館時間
  • 10:00~19:00
    入館は終了10分前)
  • 会場
  • 富士フイルムフォトサロン 大阪 スペース1・スペース2・ホワイエ
  • 入場料
  • 無料

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富士フイルムフォトサロン 大阪

フジフイルム スクエア 企画写真展
小林 修 写真展
司馬遼太郎『街道をゆく』の視点 歩いた風土、見抜いた時代

新型コロナウイルス感染症対策による臨時休館のため、会期を2022年4月22日(金)~5月11日(水)に変更いたしました。
  • 白鬚神社(滋賀県高島市)
    写真:小林 修(朝日新聞出版)

  • 黒崎教会(長崎市上黒崎町)
    写真:小林 修(朝日新聞出版)

  • モンゴル・ゴビ砂漠
    写真:小林 修(朝日新聞出版)

  • 奈良・若草山
    写真:小林 修(朝日新聞出版)

  • 東大赤門
    写真:小林 修(朝日新聞出版)

  • 朽木(滋賀県高島市)
    写真:小林 修(朝日新聞出版)

 富士フイルムフォトサロン 大阪では、2022年4月22日(金)から5月11日(水)まで、作家・司馬遼太郎の世界を撮り続けている小林 修 氏の写真展を開催いたします。

 小林 修 氏は「週刊朝日」の人気連載「司馬遼太郎シリーズ」の写真を16年にわたり担当し、作家・司馬遼太郎の作品世界を写真で表現しつづけているカメラマンです。小林氏は生前の司馬氏に会うことはありませんでしたが、司馬氏の連載『街道をゆく』の最後の担当であった村井重俊氏とともに司馬作品ゆかりの地を取材し、その原風景を写真で表現してきました。

 『街道をゆく』は1971年から、司馬氏が亡くなる1996年まで、25年にわたり「週刊朝日」に連載された司馬氏のライフワークともいえる、紀行文学の名著です。日本人はどこから来たのか、日本はどのような歴史を辿ってきたのか、その文化の源流はどこにあるのか。司馬氏の歴史と風土を訪ね歩く旅は、国内は北海道から沖縄、さらに海を越えて、アイルランドやオランダ、モンゴルなどにまでおよびました。同作の中で、司馬氏の思索は時空を自在に行き交い、時代を鋭く見抜き、また『国盗り物語』や『竜馬がゆく』『燃えよ剣』『坂の上の雲』など小説作品の世界とも有機的なつながりを見せます。司馬文学のエッセンスが凝縮されている『街道をゆく』は、小林氏の撮影でも大きな手掛かりとなっているといいます。

 本展は、小林氏が長年にわたり撮り重ねてきた膨大な写真群の中から『街道をゆく』をテーマに厳選した約90点を展示いたします。『街道をゆく』文庫版の表紙や、「週刊 司馬遼太郎」シリーズで多くの人に親しまれてきた作品の数々を「宗教」や「言葉」など、さまざまな切り口で再構成し、新たに制作した銀塩プリントで展観いたします。感覚を研ぎ澄ませ、現代の風景の中に司馬作品の世界が立ち上がる瞬間を、明快に、そして繊細にとらえた写真群は、時代を超え、司馬文学の世界をいきいきと今日によみがえらせるものです。小林氏の視点が、司馬氏の視点に重なる瞬間、その精神までをも浮かび上がらせる写真たちが、司馬作品の世界にもう一つの扉を開くことでしょう。

 今なお不動の人気を誇る作家・司馬遼太郎の世界、そして、写真が生み出す『街道をゆく』の新たな魅力を、どうぞご堪能ください。

※ 司馬遼太郎の「遼」は、正式には「二点しんにょう」です。


作品点数 : 約90点(予定)
主催 : 富士フイルム株式会社
特別協力 : 公益財団法人 司馬遼太郎記念財団
協力 : 株式会社朝日新聞出版、週刊朝日編集部
監修 : 村井重俊(週刊朝日編集委員)
企画 : 株式会社フォトクラシック


小林 修 (こばやし おさむ) プロフィール

1966年、群馬県に生まれる。1990年、立教大学英米文学科卒業。同年、朝日新聞社に入社。出版写真部で「アサヒグラフ」「週刊朝日」などの撮影を担当。主な展覧会に「司馬遼太郎さんの歩いた道」展(画家・安野光雅氏との二人展、新宿紀伊國屋書店・丸善丸の内店・桑原史成写真美術館、2007年)、「小林 修写真展 司馬遼太郎の世界」(朝日新聞東京本社2階コンコースギャラリー、2018年)など。2003年、2017年、2018年、2019年、日本雑誌写真記者会賞最優秀賞を受賞。現在、朝日新聞出版写真部長。






※ 写真展・イベントはやむを得ず、中止・変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。


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