8年程NPM（北海道・Nature Photo Masters）にて自然と写真を学び続け、いつしか「水」をテーマに撮影するようになりました。
　特に北国の水辺の自然景観には、春夏秋冬はっきりとした変化があり、魅力的な被写体や出会いに満ちています。そこには、単なる色彩の変化だけではなく、自然が創り出す美しいフォルムや透明感、耳にする無限の旋律等が存在し、いずれも五感に染入るようで私にはとても心地の良い時空間と言えます。
　四季を巡る水の旅に終わりは無く、同様に水辺を表現する私の旅もまだまだ途中ですが、今回の富士フイルムフォトサロン札幌での作品展で一区切り付けたいと思います。
　北国の五感に染入る「水の景」、ご高覧いただければ幸いです。