偶然カワセミの写真展を見て、一瞬衝撃をうけてから写真を始める。
私が生まれ育った北海道の四季折々の中で、野鳥達の小さな姿にも力強く美しくその魅力を伝えたく四十数年撮りためた中から厳選して展示しております。
春から夏にかけて、芽吹く新緑に繋がる生命を表現。
秋季、山々の樹々が薄くピンク色に染まり野鳥達が一段と春と違った美しさを見せてくれます。
また、風雪厳しい季節の中でも懸命に生きている姿にも生命を強く感じます。
春夏秋冬のなかで、可愛いらしさや美しさを自然界に生きている体温を感じるような写真を長年撮影してきた作品を展示しております。見る人達が何かを感じて頂ければ幸いです。

上戸鉄雄

作品点数 ： 全倍・B2・全紙・半切サイズ等、カラー、約72点（予定）
・フィルム・デジタル両方による作品。
・展示作品は、描写性の高い富士フイルム製品「銀写真プリント」を使用。

＜プロフィール＞

道南江差町に生まれる。現在札幌在住。
幼少時代、山河で遊び自然に親しんでいた。
撮影にあたっては「一種に数年かける」をモットーに精力的に撮影続けている。
以後、野鳥専門誌やカレンダーなどに投稿、またネイチャー系写真コンテストに応募多数採用。

エプソンフォトグランプリ「フォトストーリー賞」入選。
2022年に初の写真集「野鳥彩季ほっかいどう」を有限会社ナチュラリーより出版する。