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富士フイルムフォトサロン大阪

  • 開催期間
  • 2021年6月11日(金)~2021年6月17日(木)
  • 開館時間
  • 10:00~19:00
    (最終日は14:00まで/入館は終了10分前)
  • 会場
  • 富士フイルムフォトサロン 大阪 スペース1
  • 入場料
  • 無料

ピックアップ

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富士フイルムフォトサロン 大阪

富士フイルムフォトサロン 大阪 公募写真展
原槙春夫 ― 写真展「天城で眼福」

  • こぬか雨が似合う苔の楽園  ©原槙春夫

  • 天城ツツジ、花を丸く大輪と見た  ©原槙春夫

  • 霧の中の芭蕉滝  ©原槙春夫

  • 冬ザレのヤマグルマは仲良し  ©原槙春夫

これまで長く写真にかかわって来たが、この5~6年は天城に通うようになった。それは天城の景色が優しさに満ちているからだ。
山稜は堂々としているが、稜線沿いはトレースがあり整備されている。しかし今回の撮影場所は3時間程歩くことになり、写真のための迷い道のようなところを進むため、入山者はきわめて少ない。そこに身を置く私は、自然の生きざまを感じることができ、幸福そのものだ。
天城風景の代表は、緑一色の皮子平(かわごだいら)の苔の群落だろう。柱状節理(岩石の割れ目)の芭蕉滝の石と水の出会い、別れの泡沫は大雨後のみ見ることができる。また、馬酔木(あせび)の一年は千変万化。庭木なのか山木なのか不思議な感じがやどる馬酔木の新芽は紅葉を凌ぐほど美しい。清楚な白い花が持ち味だが、大きくなるに連れて木肌は凄みを増して風格を感じる。
天城山頂あたりを歩くと丘のようで新緑の頃は清々しい。いずれも風雨と霧があり、湿潤であることが森の形に微妙な動きをもたらし、まさに命をくれる源になっている。
そうした天城の風景を自分の意のままに光と影で表現できることは素晴らしい。地、風、水、火の元素を意識しながら天城山中に身体を置き、これまで委ねてきた写真を思う。


作品点数 : BO.AO10点 全倍21点、約31点


<プロフィール>

1948年 佐賀県に生まれる
1970年故.渡辺義雄氏に指導を受ける

現在、日本写真家協会・日本写真協会会員、写真教室 広映会主催


写真集&個展

1992年 平林寺 古刹.平林寺
1997年神顕つ山 神顕つ山.立山
2003年美しき瞑想 平林寺
2014年天地の霊気 樹木.水際
2017年降る程平林寺 HEIRINJI400
現在日本写真家協会.日本写真協会.会員
写真教室 広映会主催

【巡回展】

富士フイルムフォトサロン 東京2021年5月14日(金)~5月20日(木)



※ 写真展・イベントはやむを得ず、中止・変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。


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